理想をいえば、毎日こつこつ研究をしていて、自然と成果がまとまり、気づけば発表できる、というのが一番いい。でも、現実はもう少し不器用だ。
日々メモをとり、検査結果を並べ、電子カルテの画面とEXCELを行き来する。そんなふうにして、臨床のスキマに、ちいさな研究のタネを育てていく。
学会のホームページをのぞいてみた。演題登録が始まっていた。気づけば、締め切りまでカウントダウンが始まっている。
こうなると、もう理想も何もない。あとは、締め切りが決めてくれた背中の角度のまま、進むしかない。日々の診療に追われながらも、それでもなぜか、やめる気はしない。
きっと、こういう綱渡りの先にしか見えない景色があると、どこかで知っているからだ。さて、そろそろ加速しないと。じわじわと。
演題登録ボタンがこちらを見ている気がする。
2025年5月13日(火)正午 ~ 2025年7月18日(金)正午
カテゴリーは F RAの合併症・併存症
【2025年臨床リウマチ学会総会へ向けて-11】